12A ロータリーエンジン オーバーホール依頼

2021/01/14

私が尊敬する凄腕の大先輩から依頼されました12A エンジンです。

 

ユーザー様 曰く 車両に搭載されていたときにはエンジン始動でき なんとか走行できていたようですが 始動性も悪化し走行もままならなくなったのでオーバーホールを希望したとのこと。

 

始動性が悪くなってエンジンをかけない日が一年以上あり 最近 エンジンを始動しようとしてもうんともすんとも言わないようでindecision

早速 マツダ純正エンジンスタンドにセット!

ツインデスビがレトロでカッコいいですね。yes

正式名称 'ディストリビューター' 

近年ではめっきり見かけなくなり 理解 調整できる人も少なくなりました。

 

一見すると ローターハウジング上の浮き文字 '12A' 'TOYO KOGYO' 'HIROSHIMA JAPAN' がくっきり見えるほど エンジンは綺麗です。

 

大先輩には実際 エンジンを見る前に古いエンジンの為 生産不可部品が多く 分解した結果では最悪 組み直せない場合もあると告げていましたが いい意味で期待がもてそうです

こちらも見かけなくたったというより 初めてみる人のほうが多いのでしょうか。

メータリングオイルポンプ(以下 MOP)という名称で 簡単にいうと混合気と一緒にエンジンオイルを送りこみ エンジン内部で稼働するローター各シールやハウジング摺動面への潤滑 油膜保持を担うという役割をしていますcool

 

現在のMOPは電子制御 ステッピングモーターで状況に応じ供給オイル量を変化させていますが この当時は原始的でアクセル開度により MOPにあるリンケージロッドを引いたり戻したりといった機械的作動にてオイル供給量を変化させていました。

 

エキゾーストポートも3孔のハニカムポートとなっています。

ペンライトで内部を照らしながらエキセントリックシャフトを回し点検しましたが アペックスシールの破損もないようです。

さくさくと少ない補機類を取り外していき 最後 インテークマニホールドを取り外して がっかりですangry

 

ローターハウジングに設けられています水穴内部が錆と不純物等のゴミで詰まりに詰まっています。

 

次回 こちらのエンジンを分解する様子をアップします、気になる方はもうしばらくお待ち下さいね。